うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

リノベーション工事の詳細納め検証

新築と違ってリノベーションは既存建物があり、そこに新しいものを取り付けていくという仕事なので事前準備が全てを決します。
そのため、難度の高い部分は詳細図が必須。
これに時間をかけることで現場がとてもスムーズかつ楽になるのです。
でもこの詳細図が大変!

JWCADをスクリーンショットしているので見ずらいかもしれませんが、できる範囲で確定しておくと現場で確認することがとてもスムーズになります。現場での決めごとも少なくなる。
と言っても、現場で臨機応変にやらなくてはなりません。
ここが職人さんたちとコミュニケーションを密にして進めるところですよ。
計画通りにいかないこともある。
その時にどんな調整をするのか?
このような詳細図があるとここもスムーズに方針決定できます。

リフォームとリノベーションの違いが曖昧ですよね。

リフォームとは新築当時の状態に戻すことを言います。
すなわち床の貼り替え、クロス貼り替え、キッチン交換などで難しくないです。
リノベーションは新築当時の状態に戻す+増築、間取り変更、サッシ交換、耐震補強、断熱補強などで最新の状態にすることを言います。

増築、間取り変更、サッシ交換、耐震補強、断熱補強となるとあっという間に難度が高くなります。
それだけ手間がかかるのです。
だからプロの技術者が必要。
設計する技術者、監理監督する技術者、手練れの職人たちが必須。
設計、監理監督技術者が未熟だとトラブル発生しますぞ。
だからこそ遣り甲斐がある。
我々の一番の力の発揮どころだね!

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