うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

ハービー・ハーパー・セクステット

このレコードを買ったのは鮮明に記憶しています。

天白区は塩釜口の駅から北にあがり、突き当りを右に曲がり少し行ったところのマンションの半地下みたいなところで買いました。中島レコードだったかな・・・

今はもう見当たらない。
小さな店でレコードの数は少なかったが、ジャズは私が好みのものが何枚か置いてあったよ。
その一枚がこれ。
もちろんオリジナル・イシュー。
ハービー・ハーパーはトロンボニスト。特に売れっ子でもなく、上手なトロンボニストという範疇になるでしょうか。
このレコードはアルトサックスの達人バド・シャンク、夭逝して伝説となったバリトンサックス奏者のボブ・ゴードンが入っていることがいい。
でも私はこよなくハービー・ハーパーのスマートなトロンボーンが好きです。


中低音が魅力のトロンボーン。
目立たなくていいのです、トロンボーンは。
彼はまさに目立たないトロンボニスト。
普通がいい。気持ちよく聴かせてくれる。
そういうアーティストは評価されないから残念至極。
変わったことをやってると評価されるってどうかねぇ。
王道がいい。
建築も然り。
王道がある。
小細工はいかんです。
王道とは、構造の強さ。シンプルだけどこれが無かったら何もないよ。
お化粧は変わったことをやれば目立つが、飽きられる。
明治村の建物は変わったことはせず、基本に忠実にされている。
だから飽きが来ない。
王道を貫いていこう。
ハービー・ハーパーがトロンボーンの王道を行くように我々も行く★

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