うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

デスクワークも現場

現場が一区切りしている今はデスクワークに集中です。
お客様の家が現場ですが、会社の中も現場です。
それは現場を始めるためのプランニング、納め検討、積算、見積もりなどの準備をするからです。
この準備が現場の成否を決します。
準備がダメだと現場は大混乱になっていいものになりません。
なので、デスクワークで徹底的な詰めをすることは大切なことなのです。

デスクワークをしているといつも浮かぶのが会社の経営理念。

三方良しの精神です。近江商人の『売り手によし、買い手によし、世間によし』の世間によしを職人に良しとしたものです。

職人は日本の文化です。
特に大工。
山が大半を占める国土でたくさんの樹木がある。それを使って生活の形をつくってきたのが日本人。
家然り、薪然り、道具然り・・・大半が木を中心に生活を営んでいた日本人。
自然と木を扱う匠が生まれる。それが大工。
大工に続いて、土、石、草、紙を活用することでその職人たちが育ってきました。
木造建築は日本の大切な文化なのです。
それがこの10年は特に変わりました。
大工が必要ではない家が大半になりつつある。それでは三方良しは成り立ちません。
我々はリノベーション、リフォーム、新築すべてに大工の技術が必要なご提案をしていきます。
これがぶれたら私の価値は無し。
貫くための理念が三方善しの住まいづくりです。

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