うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

生コンクリート検証 3

型枠脱型について。

基礎工事ですぐに型枠を取り外してしまい、トラブルになるケースはままあります。

大切なのはコンクリート材齢や圧縮強度によって判断すること。何でもかんでも時間をかけた方がいいということにあらず。

以下が大切な指標です。

JASS5の参考表が上記。使用するコンクリート配合と圧縮強度5N/mm2を得られる日数について掲載しています。圧縮強度5N/mm2が得られれば型枠は脱型して良いという指標です。

これを守らず早く脱型したりすると、凍えによる強度劣化、乾燥しすぎによるクラックなどが発生。

我々はこのコンクリートを打設しています。

30Nだから1月2月は中四日、3月、4月は中三日でと考えています。
真夏でも中三日は空けている。十分すぎる養生期間。

何でもかんでも期間を空けないといけないのではなく、打ち込んだコンクリートの圧縮強度とその時の最低気温が大切なのです。
あまり勉強していないよ、こういうこと(笑)

この業界はあまり勉強しないと若い頃からずっと思っているけど、変わっていない。
コンクリートにクラックが入ったとしたら、何ミリのクラックなら補修しなくてはならないのか?これも知らない。これは次回書きましょうかねー。

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