うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

生コンクリート検証 2

オレンジ囲みに注目です。

呼び強度とあります。実にわかりにくいねー、建築用語は(笑)

現場では何ニュートンだ???という言葉が飛び交いますが、それは呼び強度のこと。

通常の住宅の基礎コンクリートの呼び強度はたいていですが24Nが大半ではないでしょうか。

中には21Nでやっている会社もあると聞きます。さすがに21Nは弱いと思うけど、昔は21Nが普通でした。

呼び強度の意味。

コンクリートを発注するときに用いる圧縮強度のことを言います。圧縮強度とか難しい言葉はわかりにくいので、簡単に言うと以下です。
耐久設計強度という言葉がありますが、それに伴って書くとこんな風です。

  • 18Nは短期➩30年はもつ
  • 24Nは標準➩50年はもつ
  • 30Nは長期➩100年は持もつ
  • 36Nは超長期➩100年超もつ

こんな感じです。
建物を支える基礎のコンクリート寿命が30年、50年、100年、100年超と思っていただいて結構。

世間一般では24Nで長持ちする基礎ですと言えば、それは50年OKと言う意味。
私たちは30Nで打設しているので、24Nより強い強度です。

これを普通にやっています。やや濃い灰色になっているのが特徴。

早く強度が出るので、型枠脱型までの時間も短く済みますよー。
型枠脱型の話は次回。

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