うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

漆喰キャンペーン

こんなキャンペーンをやっています。

6畳一室を漆喰で仕上げて、ウィルスに負けない、カビ、ダニとさようなら、化学物質分解して
最高の空間で過ごそうというものです。
漆喰とは何者ぞ??としばしば言われますので説明を。
サンゴ礁が地殻変動で隆起、陸となったものが石灰鉱脈と言われるもので、石灰石となります。
石灰岩を採掘し、焼きます。そして水をプラス。
これが消石灰と言われるもの〜水酸化カルシウムです〜となります。
消石灰にノリ、スサ(麻を切り裂いたもの)、ぎんなん草(食用でありますよ)を加えて、
水で練ったものが漆喰です。

消石灰は意外と身近にあります。
消石灰は強アルカリ性。殺菌効果を持っています。昔は床下にどこの家も散布していました。
畜産場の消毒にも使割れています。
畑をされている方はご存知だと思いますが、土壌改良のために消石灰をまきますが、
これは雨が多い日本の土壌は酸性によりがちなので、消石灰で酸性を抑制し、
農作物の育ちを助ける意図があります。
アルカリ性が好きな農作物もあります。
アスパラガスなどはアルカリ性が高くても育ちます。
我が家のプチ庭で畑をやったりしていますが、消石灰を入れすぎたことがあります。
そうなると中性に持っていくのは大変時間がかかり、全然育たず嫌になったこともあります、笑。

漆喰はアルカリ度の高い石灰岩からできている、アルカリ性ですから人間の酸化を抑える
抗酸化効果があることを知ってくださいね。
生物は酸化すると腐敗が始まります。
それを抑えるためにも漆喰という壁材一つで酸化を抑えることができる素晴らしい素材です。

 

 

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