うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

ひっそりと残るレトロな館

パートさんの村上さんから紹介してもらって整体屋さんに月一回通っていますが、場所が瀬戸市。

遠い、笑。まぁリラックス時間をもらっているので、それはそれでいい時間に。

整体屋さんの隣にある建物がとってもいいんです。

あ外壁はモルタル仕上げ。窓は外壁より凹んでおり、明治の洋館のテイスト。

窓飾りが素晴らしいでしょ。

両サイドの角はRに仕上げ、そこから帽子のように被さる三角形のデザイン。

これオール左官仕上げ。

見事すぎる。

左官の技術が高くないとできません。

いつも行く度に素晴らしいと見上げる私。

こんな家に住んでいるのが羨ましいです。

この建物の前には蔵があります。

瀬戸の街道に昔からある旧家。

これを見に行くだけでも瀬戸まで行く価値あり。

本道から少し中に入ると狭い路地裏のようなところに古い建物がいっぱい。

ついつい裏道を通りたくなります。

瀬戸といえば瀬戸物。

瀬戸物は安物というイメージ、陶器全般のイメージがついてしまい、本当に残念。

日本六古窯の一つ、瀬戸窯という由緒あるものなのですが・・・整体の先生に聞くところによると、高度成長期に作れば何でも売れる時代があり、旦那衆という言われる人たちが豪遊していたそうです。

そこで時代に連動していくことが遅れたんだろうね。

時代は変わります。

今は良くても明日はわからない。

豪遊もいいけど、未来を少し見つめて変化をしていくことをすればよかったのかもしれません。

瀬戸の街の賑わいはあまり感じません。

瀬戸物祭りの時はすごい人のようですが、普段はガランと。これからどうなっていくんでしょうか・・・

廃業する店が後を絶たないようです。

レトロな街並みもあるんだから頑張って欲しいです。

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