うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

筆でしたためる

しばしばお便りなどを筆でしたためていますが、My書道セットの中に貴重な墨があります。
大工を始めた頃からお世話になったお客様から頂いたもの。書道の先生です。

円形、干支が入った中国製品。

午年につくられたものでしょうかねぇ。

こんな素敵なものをいただいて使えないです(笑)

何十年と書道セットの中に眠っています。
数年前に鳳来寺山に行ったときに買った硯とよく似合う。

鳳来寺は硯で有名です。硯に適した石が採掘できるからです。
ただ、もうほとんど閉店状態。
硯も墨も売れない。
そういう文化が無くなってしまっています。

今も学校では書道やるのかな?私の子供たちはやってましたが・・・

こういう硯と墨の前に向かうと背筋が伸びるのは私だけ?

凛とした空気感がとても心地よいです。
小6まで書道の塾に行ってて、高校では書道を選択。
それ以降は大工墨壺と墨差し。
28歳で工務店形態にしてからは棟札を書くのに再び筆を持つことに。
思い起こすとずっと墨には縁があるね。
ちよっと不思議な気分です~

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