うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

これぞ技~地板を新品に~

先日の耐震リフォームのお客様宅では、耐震だけでなく玄関の化粧地板の貼り替えもご依頼いただいて実施しました。

これを新品にする!

長さは8尺強(2600㎜ほど)。材質は松の突板。

汚れてめくれてしまっていましたが、こんな風に。

出を今まで合わせるために、古い地板を15ミリほどカット。そして新しい無垢のピーラー材を見付けに貼る。

無垢の材と突板合板の境目がわかんないでしょ?

全景はこんな風。

一気に明るくなりました。

両側に壁、奥はサッシ、手前は見付けに一枚板を貼るという逃げが効かない内容でしたが、さすがです。

こういうことができる親方は激減していると思います。

基本がないとできない仕事です。

残念だけど、最近は基本を学んでということよりもお金に行く人が多くて、こういう人にはとても任せることができません。

うちに来てくれている親方はできる人ばかりです。

ここは自慢していいところ。

そういう人は安くないです。

当然だよね。

でも何十年もした時に大きな差が出る。

そういう家を建てたり、リフォーム・リノベーションしたりして欲しいといつも思っています。

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