うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

土地を読み解く

土地を購入されたり、マンション、戸建てを購入されるお客様の昨今の関心事はハザードです。
それだけ以前とは違った気象状況があるということ。
台風も今までと全然違うパワーだし、雨の降り方も夕立ではなく、集中豪雨。
どこにいても安全なところはないと言っても過言ではないですが、だからこそ、過去の敷地をよーく見ることが大切です。
旧地形図を見てみましょう!弊社は今は植田西にありますが、以前は天白区島田におりました。場所は+のところです。

航空写真ではこんな風。

高度成長期から成熟期に入った1970年代半ばの航空写真はこれ。


そして遡って戦後撮られた写真がこれ。以前の会社は田んぼか畑です。

ここでわかるのは、


ということです。過去に人間は低地に暮らしていません。
治水しても堤防の氾濫で被害が多かったので、高台に暮らしていたということ。
東海豪雨の時、以前の事務所は大丈夫でしたが、もう少し南側は完全に水没してしまいました。

旧地形図を見るとわかることがある。昔の人がどうしてここに暮らしていたのか、それを知るだけで土地の見方が大きく変わります。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP