うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

不動産業界ってねぇ・・・

不動産業界・・・世間から怪しく思われる業界であることは間違いないです。
弊社も今は不動産に携わっていますが、正直不動産としてやっていますよ。

工務店をやっていたら正直にならざるおえません。
網戸一つで走る工務店ですからね、お金のことだけ考えたら網戸一つで走らないですもん(笑)

昔っから不動産屋が好きじゃないです。特に大手は何ともなりません。
「お客様を紹介したいのですが」とTELすると「今商談中なので申し訳ない」と断わられるのに、お客様個人としてTELすると「購入大丈夫です」という。
それもたった5分の時間差でTEL。「嘘つき」と言いたくなります。どうしてこんなことをやるかというと、以下の図式です。

すべてはこの仲介手数料にあります。売り手からもらう手数料3%ですが、買い手からも直接依頼を受けると3%の手数料が入ります。これを両手と言います。
買い手の前に不動産屋がいると、買い手が支払う仲介手数料はその不動産屋に対して支払われるので、自分の実入りが減る(片手になる)からウソをつくのです。

これを囲い込みと言います。
こんなこともあるんですよ。とある地域の不動産屋からお客様が購入申し込みをするが、決定権は売り主さんにあると言って時間を先延ばしして、結局は「他の人売ることになりました」と連絡が来るものの、数日後購入申し込みしたお客様に直接連絡して「直接なら売りますよ」とアプローチする。
業法違反を当たり前にやっている人たちがいます。週刊誌ですっぱ抜かれても繰り返しやる。支店ぐるみで営業ノルマ一色だけが目標。
そこには購入される人の大変な決断は慮らない。人として道理、筋、大義を外してまでも自分の利益を第一にする考えは恐ろしいです。

囲い込みは宅建業法違反ですが、平気でやる。業界のルールなんてどうでもよくて、営業マンの売り上げ、支店の売り上げのために支店をあげて両手を厳命する。
週刊誌で平均仲介手数料率が限りなく5%に近くなっているのは、大半が両手取引ということだからです。さんざんたたかれています。
囲い込みデータ。https://diamond-fudosan.jp/articles/-/148998
とある真面目不動産屋さんの怒りのページ https://staylinx.jp/contents/85 会社ぐるみで違法を指示してやっているってどんな業界だよ。
建築をやっているものにとってはあり得ない世界。こんなことを日常していて、家に帰っていいお父さんになれるわけないだろと私は思うのですが・・・

~買主さん、売り主さん双方の気持ちに寄り添う不動産屋になっていきます!~

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