うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

湿気が溜まらないから傷まないんです~

古い建物は石の上にちょこんと置いたようなものが多いですよね。これが傷まない建物の最高の工夫と言っていい。

石を並べた上に土台があり、そこに柱が差し込まれ建っている。

石と石の隙間はいっぱいあり、土台はいつも空気に触れているから、雨でぬれてもすぐ乾きます。

長寿命化の建物のお手本です。ただ隙間だらけで冬は外気温と室温が同じぐらいだと思います。寒い!!!!

最近の住宅はコンクリート基礎の上に基礎パッキンを敷いて空気を通します。この石と同じ考えです。これはいいと思います。

先人たちの知恵を現代に活かす。温故知新ですね。

だから私たちのブランドをON-NEWとしているのですが(^-^;

木造建築は過去の建物をみれば本質が詰まっています。小細工はしないようにしていきたいですね。長持ちしなきゃ意味がないですもの。

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