うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

美濃金山城址から学ぶこと

先月、岐阜は可児市の美濃金山城址に登城。
続日本百名城に選ばれた史跡ですが、続というのがおかしいぐらいのすごい城址。

すごい切岸。こんな狭い道を通ったら上から矢を射かけられてしまうよねぇ。石垣の痕跡が「兵どもの夢の跡」ロマンがある。

ネットから失敬した切岸の絵。

虎口。

この虎口を出ると急な崖になっており、登ってきた敵兵が虎口に到達してやれやれとなった瞬間に矢を射かけられてしまう。

土塁。土塁は土を盛り上げて敵兵の侵入を防ぐもの。


場所はここ。地図の一番上ですよん。

本丸から可児市を望む。平地が広がり、敵の発見も早い!この本丸で地元のおじさんと1時間ほど立ち話。これが楽しかったです。おじさんが子供のころは鬱蒼と木が茂り、暗い森で怖いぐらいだったと。
城址ブームが起きて、樹木を伐採したら全貌がわかった城址らしいです。
それまでは城はあるがどんな城なのか、だれも知らんかったそうです。


カモシカ発見!三の丸に佇んでいてびっくり。熊だったらどうしようかと思ったよ(笑)カモシカを3匹見たよ。もう慣れてしまっていた。
私の城址を巡る楽しみは地元の人との会話にある。
城址だけ見て感動もあるけど、やはり地元の人との会話が一番の馳走。人は人からたくさんのものをもらう。
プチ旅に出ると地元の人とのプチ会話が最高に楽しい。
会社も人。
人は石垣、人は城、人は堀」という武田信玄の名言があるが、まさにその通り。
社員一人一人の幸せを願って、一人ひとりのスキルを高めたい。それが魅力ある力強い組織になるからね。
登城は私の一番のリフレッシュの時間であるし、学びの場でもあります。

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