うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

木造住宅の基礎 まとめ5

型枠をバラして、仕上がりはこんな風になります。

締まって見えませんか?
これ十人十色と言われるプロでも見た瞬間「おっ!いいな!」と異口同音に言ってくれるはず。
ここから天端仕上げになります。
レベルで高さを測定。

そして高さの不陸を基礎天端に記載していきます。

下の写真は基礎の角。対角というものを測定して、基礎の直角度をしっかりとし確認。
これは型枠の段階でやります。コンクリートを打ってからでは直せないので。

T字型になっている部分もびしっと直角になっているのがわかりますか?
綺麗なものは綺麗なんですよー。人間は第一印象と言います。おそらく数秒でそれは決まる。
建築も正確な施工かどうかは第一印象でかなり決まります。人間の感覚はすごいと思います。

高いところは削り、低いところはペーストを塗って高さを調整。レベル見ながら修正していくので、全てやったあとは
基礎天端プラスマイナスは0になります。

アンカーボルトを見てください。基礎の真ん中にびしっと揃っています。高さも統一。きれい。嬉しい、笑。

ベーススパイラルで気泡抜いたコンクリートはこんな風に仕上がります。

仕上がりが綺麗=施工がしっかり=品質管理が正しいということになります。
基礎は全ての基本です。
建物がまっすぐ建つかどうか、水平になているかどうか、歪みはないかどうか、全て基礎にかかっています。
妥協できないですよね。
基礎はこんな風に我々は作っていきます。
2020年4月から民法改正されます。
契約不適合がどうかという項目が入ります。
我々の基礎もその基準を明確にしてお客様とご契約締結していく形になります。
今まで通りやれば全く問題ないのですが、法律にはしっかりと追随していきます。
基礎はこれにて終わり。
ご質問あればメールでくださいませ★

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