うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

時代が変わっても変わらないもの

物作りしているものの根底には必ず古くから大切にされたものが残っていると思います。
ご提案しているお住まいでいえば、昨日のブログのような骨組みは日本人が古来より培ってきた伝統的な知恵と技術が詰まっています。
捨ててはいけないものだし、これから100年後もそれを根底にして家づくりする人たちは必ずいると思います。
安易に安い素材、職人じゃなくても扱える素材を使う事は、未来を担う世代に財産を残さないことになってしまうのではと感じるこの頃です。
私が大工修行した頃の棟梁たちは、全てここにプライドを持っていました。日本の伝統という自負もあったよね。我々も貫いていく覚悟です(^-^)
話はがらっと変わりますが、私の趣味はジャズと城址巡り。建築屋と全く関係ないのですが(笑)、好きですねぇ。
ジャズはレコード、CD合わせて800枚ほど。かなり売却してしまいましたが、まだ結構な量。この量ではジャズマニアとは言えませんが。
城址巡りは若いころから好きですねぇ。オーナーのお客様で数秘術の先生がいらっしゃって、一度みていただいたら「昔は武士」と言われました(^^;
だから古い所が好きだし、本も歴史小説ばかり読んでいる。武士と言っても戦略も何もない猪武者タイプでしょうね~突撃タイプ。
会社ではこれはダメです。スタッフがたいへんなだけ。変えていく努力をしている最中です。
ジャズはアドリブの世界。クラシックと真逆。アドリブと規律は相反します。アドリブばかりしている人なので、スタッフに迷惑をかけていますが、
ジャズはアドリブじゃないといけない。アドリブはセンスが前面に出るので、ジャズメンの個性も出る。
それに合わせてバンドマンたちが各自アドリブする。だから同じ曲を同じように再度演奏は出来ない。テイク1、テイク2とCDにはよく入っていますが、
全然違います。違う曲に聞こえる事もしばしば。だからいいのですが。
今朝はアドリブ全開のズート・シムズからスタート。

「ZOOT!」
レーベル:RIVERSIDE(リバーサイド)
リリース:1957年
 
ズート・シムズ(テナーサックス)
ニック・トラヴィス(トランペット)
ジョージ・ハンディ(ピアノ)
ウィルバー・ウェア(ベース)
オシー・ジョンソン(ドラムス)
 1. ホワイ・クライ? (MONO)
  2. エコーズ・オブ・ユー (MONO)
  3. スウィム、ジム (MONO)
  4. ヒア・アンド・ナウ (MONO)
  5. フールズ・ラッシュ・イン (MONO)
  6. オスモーシス (MONO)
  7. 恋のチャンスを (MONO)
自宅には1957イシューのオリジナル盤が鎮座。
手放せない1枚です。
半世紀経っても古臭くないのは、いいものはずっと変わらないってことだよね(^^)
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