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柱と土台を繋ぐ“通しほぞ”にこだわるのには理由があります

新築のお家の建築現場で、柱や梁などのお家の骨組みが出来上がった状態を見かけたこともあると思います。

お家の骨組みが完成し、姿を現す「棟上げ」の際には、土台に柱を立てていくところから作業が始まります。

どうして柱を土台に差し込むことができるのか。それは「ほぞ」があるからです。

「ほぞ」という言葉、初めて耳にする方も多いかもしれませんね。「ほぞを噛む」のほぞではありません。柱の一部、差し込むように凸型に加工された部分をほぞと呼びます

この「ほぞ」の部分を土台に差し込んでいく時の土台の凹部分が「ほぞ穴」です。通常は「ほぞの長さ=穴の深さは45mm程度になっています。「ほぞ穴」にすぐに入りますので施工性が良くなります。

しかし、「on・new うえやま建設」では、「ほぞ」の長さを通常の2倍の90mmに取り、土台のほぞ穴は土台の一番下まで貫通させています

90mmもの長い「ほぞ」を差し込むには施工時間がかかりますが、一旦差し込むと容易に抜けません。大きな地震で柱が抜けてしまい倒壊の原因になったという事例がありますが、「ほぞを長く取ることで抜け防止になるのです。

さらに、土台の「ほぞ穴」が貫通していることで、「ほぞ」が絶えず空気に触れた状態になり、水が溜まることもありません。最大の敵である湿気から木を守ることにもなるのです。

先人たちから受け継がれてきた家づくりの知恵、「on・new うえやま建設」は職人の技術とともに今も守り続けています。

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