1940年代を引っ張っていくジャスメンというタイトル。

ジャケカバー写真はウエストコーストジャズで名を知られているレッド・ミッチェルですが、レコードには彼が参加の録音なし。ジャケ裏の解説にも名前なし。
こういうアバウトさが当時のアメリカです。レコードのラベルもA面とB面間違って貼ってることもあるし。

レッド・ロドニー、カビー・ジャクソン、レニー・トリスターノ、ビル・ハリス、ビリー・エクスタイン、ジーン・アモンズが名を連ねるVA盤(バリアス・アーティスト)
レッド・ロドニーのセクションはとてもいいけど、レニー・トリスターノになると聴くのをやめる。旋律がコツコツして美しくないピアノが興醒めです。ジャズ本でトリスターノのアルバムを名盤と書いてる人がいるが、狂ってる。

こいつはCDで買ったけど、数曲聴いて売却です。こういうのを聴くとジャズって取っ付きにくいとなるからあかんのです。
メイルボーカルのビリー・エクスタインもどうしたものでしょうか?語るような歌い方が私にはダメです。スイングしなきゃあかんのに、ゴツゴツしてて聴いてるこっちが苦しくなるのはどうしたものか?ダミ声のルイ・アームストロングの方が遥かに歌心があって素敵。
このアルバムのメンツで本当の意味で名が知れ渡っているのはレッド・ロドニーだけじゃないかな?
まぁこんなアルバムもありということで。
VA盤の魅力は様々なアーティストか聴けること。気に入ったアーティストが見つかる。それが一番。
ハマるとゴミ箱行きです。このアルバムは売却候補No.1という感じかなー。
