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リフォーム・リノベーションのコツ 5 断熱強化パートⅠ

前回は目的について綴りました。
目的を明確にしないと、ただ新装開店しただけになってしまうので、ここが絶対という優先順位をつけていきたいですねー。

寒い、暑い→改善したいとなったら断熱の補強です。築40年以前の住まいの大半は床天井断熱材なし、壁だけグラスウールというものが圧倒的に多くなっています。

中古戸建の売り出し物件をチェックに行くとよく見かける仕様。

当時は私も大工さんの修行をスタートしたころですが、断熱材と言えば壁のみ。しばらくして天井と床にも入れるという時代になったのを覚えています。

壁のみグラスウール100㎜+天井・床断熱なし+窓はペアガラスではなくシングルガラスサッシという家を省エネシュミレーションをすると・・・

こんな表になります。

現在の省エネ基準が0.87W/㎥・Kなのに、1.64W/㎥・Kとなっています。

この家は体感的には外と同じぐらいの寒さと感じるレベルです。
よくお客様から聞くのは、家の中で息をすると白くなる!(笑)というもの。

暖房をガンガン焚いても熱が至る所から逃げていくので家が暖かくならないからです。

まずはこの数値をよく把握すること。ここからどこを断熱強化するのかをはっきりさせること。
窓なのか、壁、床、天井の断熱なのか・・・数値で可視化する。
ここから断熱強化の方向性が定まりますよー。


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