透湿防水シートを貼った後に板金笠木を取付。

フロントの木が剥き出しのところまで板金を被せる。

もうこれで木を雨から守ることができます。

この上に樹脂製デッキ材とアルミ手摺を取り付けます。

南側の木製ベランダは軒が延びていて、劣化がほとんどありません。
が、笠木は雨が当たって劣化が見られるために、上から板金笠木を。

これでもう劣化するものが外部になくなったわけです。

木は腐るとすぐに誰もがいいますが、その施工の仕方と材種で大きく変わります。

雨が当たりにくい環境があれば傷まないよ。

雨が当たってもすぐに乾く環境があれば傷まないよ。

木のことを学ぶと木のことが分かります。

人間の一工夫で使われた木が長く活躍するか、すぐに傷んでしまうのかが分かれます。
木は命があったものです。それを最大限に活かしてあげる工夫は昔の工務店にはありましたが、最近はどうなんだろうな・・・今だったら私は大工はしていないかも・・・だって大工の技量、知識、知恵を使わなくていい家ばかりだもの・・・