うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

祖父母の墓前に

お盆休み前に叔母の訃報が届きました。最近は親族のみ、家族のみという葬儀が多く、報告だけになるけど、伝えたからねと従兄が連絡がありました。

気づけば叔父叔母は若くて80歳前後。
私の父親が健在なら91歳だものね・・・そりゃそうですわ。
従兄からの連絡を受け、父の実家を継いで守ってくれている叔父さんに連絡。
80歳になったぞ~といつもと変わらぬ豪快な声で懐かしさと嬉しさで包まれたよ。

「これは亡くなった叔母がくれたメッセージだ、父の実家まで走り、祖父母の墓前参りをしよう」と即決。8/11に走ってきました。
場所は静岡県は浜松市天竜区佐久間町。

遠い、過疎地、でも力強さを感じる町。温厚な気候と天竜川沿いに連なる集落がポツンポツンと。

地域唯一?のスーパーでお供えとお花を購入。

墓地は集落から200Mほど登った山間部。

墓前参りをして更に数百メートル上がった所に管理してくれるお寺があります。明光寺。

写真はネットから拝借してますが・・・

中に入り手を合わせていると、先代のお庫裏さんがでていらっしゃって、奥の位牌のところまで案内してくれました。祖父母の戒名の最後に上座、尼上座とあり、初めて見たのでいろいろと質問。
居士、信士、大姉、信女とばかり思っていたのに、どうして?と尋ねると、静岡地方特有のものだそうです。かみざではなく「じょうざ」と呼ぶそうです。尼上座は「あまじょうざ」とのこと。勉強になりました。
帰り際は団扇とパンフをいただきましたよ。
お守りとして車の中に保管しているよ。

そして父の実家まで。

叔父は食堂と民宿の経営をしています。もう長い。ウナギをご馳走になってしまいました・・・お金を払おうとすると怒られたし・・・

叔父さんとウナギを頂きながら会話が弾んでいると、次々とお客様が。大半がうな丼。びっくり。

生簀からウナギを網で取って、調理。うまいわけです。

お客様から天然ウナギ?ですか?と言う質問に、天然は皮が硬くて一度茹でないと食べられたものじゃないので、これは養殖だよと。茹でると関東のようなウナギになり、いきなり焼くと名古屋以西のようなウナギになるんだね。勉強になった。

写真の奥に植山建築とありますが、これは私の従妹の旦那さんがやっている会社です。天竜市内で頑張っているよ。息子も頑張っているらしいし。

また近いうちに行きたい。そんな話をして別れましたが、スッキリ身も心もして祖父母のパワーをもらったかのようなお盆明けの日々です。

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