うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

リノベーションplanning前の現地調査

リノベーションというのは、構造躯体まで変更をかける大規模リフォームを言います。
壁紙張り替え、床張り替え、キッチン取替などの工事はリフォームと言います。
リノベーションの計画のために、今ある建物の事実をチェックしなくてはなりません。
撤去していい柱なのか、壁なのか?筋交い補強はどうするのか?それと間取りはどのように関係してくるのか?
結構難しいのですよ。
どこの柱を抜いてもいいのか、梁は外しても強度に影響ないか、など結構な技術が必要です。


壁、天井を外せば大工がどのように構造を組んだのかが一発でわかり、抜ける柱、移動してもいい柱などが即座に判明します。
ここをいい加減にするとせっかくのプランニングも実現できないものになってしまうので、最も慎重かつ大胆にやる必要がある現調です。新築より難しいと言われるのはこういう所。
木軸の構造を知らなくてもやれてしまう現代の木造住宅。
新築ならそれでいいけど、リノベとなると技術が必要。
今回の現調はスタッフ2名同行して教えましたよー。

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