名古屋市の依頼を受け、耐震診断を2軒。

一般診断法Weeを使っての耐震現況診断です。
作成するまでは結構大変。
①写真を部屋ごとに整理整頓する
②設計図書が無い場合は現地採寸、ある場合はそれを見ながら図面をCADで起こす。
③写真を指定の用紙に貼り付け、どこから撮影したのかがわかるようCAD図に明記。
④図面ができたら一般診断法Weeを使って壁、開口部などを入れていく。これがなかなか大変なのです。耐力壁扱いにするのか?非耐力壁なのか?筋交いの扱いもややこしい。
⑤一般診断法Weeの図面ができたら計算をし、計算書をプリントアウト。それをエクセルシートの報告書に数値を転記。そうすると依頼者に出すものが完成します。それを審査会で✓を受けます。

審査会は担当さんによっていうことが異なる。これはどうしたものかと思う。ちょっと扱いが上から目線を感じることもままあり。最近はあきらめていますがねー💦どうして建築、不動産の業界ってこんな風なのかねぇ・・・大工始めた頃から設計屋や元請けの建築屋に楽しくないことを経験させてもらったけど、今も体質はほとんど変わっていないと思う。生まれ変わったらまず建築、不動産関係はやらないです、笑。
危険な建物を少しでも減らすために多くはない報酬で奮闘努力している耐震診断員たちです。審査する人たちと一体となって危険な建物を少しでも減らすという使命を全うしたいものです。
