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工務店という仕事の喜び

昭和48年築のお住まい。
リフォームしたお客様のお住まいです。大工を始めた年に増築をしたお客様の奥様のご近所のお友達。かれこれ45年ぐらい前からのお知合いです。時の経つのは本当に早い。

「元気だねー。若々しいねー。」と褒められて調子に乗って打合せ💦
手摺、網戸、照明、物干しとオーダーがあり、ラストは部屋の中から鳥の鳴き声がするとのこと。

天井裏に登ると・・・

奥の方に小屋裏換気口の隙間あり。そっちの方で鳴く声がしたので、おそらくそちらではと思います。

それにしてもこの構造は立派。太い丸太、野垂木も背があり屈強、母屋も3寸5分角。小屋筋交いもある。そして野地板は当時当たり前に使われていた厚み3分のノタ付き野地板。これがいいんだよ。

最近の家はこれとは真逆。か細い集成材の構造材と合板で固められた家ばかり。技術がなくなるに決まっているよ。

天井の下地も王道の下地の入れ方。なんでも王道がある。私たちは今でも王道をやっている。時代遅れと言われるがね、変わっちゃいかんものがあるんだよ。

当時ではまだ珍しい断熱材も入っていたよ。
こういうお住まいはね、リノベーションに十分耐えうる。低コストで耐震補強すればいいんです。補助金ももらえるしね。
奥様は昭和13年生。私の母は昭和11年生。おふくろと会っているようで良い時間をいただいたよ。

照明を変えたいとおっしゃるので、自分で買ってこやー。けちけちせずにいいものを買って。買い物は楽しくやらないといかんよ。いいものを買うと満足感があってわくわくするじゃん!ドカンと使うときは使って楽しむ!!そんな買い物してきて!!とアドバイス??

奥様から照明器具買われた後に電話「植山さんの言う通りいいものをドンと買って楽しかった!!!!」とおっしゃっていただいてこっちも元気になったよ。
こんなやりとりがあるのが工務店の仕事。たいへんなことも多いけど、こういう喜びがあるから頑張れるね。

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