リノベーション現場の解体中に発見。
玄関入ったダイニング境にあった引き違い戸の敷居。框兼用敷居です。
解体屋が二つにカット。その木口を見て「国産ヒバ」とすぐにわかりました。

木口、木目、芯去り、そして木口の色を見てわかりました。ヒバは桧の仲間ですが、桧より黄色味が強い。
ヒバは水に強く、腐食しにくい。だから浴槽や浴室の壁、天井にも使われたりします。
丸鋸でスライスすると・・・
予想通り、ヒバの木目。写真右が以前の表面、左がそこをスライスしたもの。

手鉋で削って仕上げる。実にきれいな黄色味かがった色合いと通直な木目。肌ざわりも優しいよ。

全体はこんな風。あの真っ黒けな材とは思えないでしょ。

何かに使えるといいなと思っているけど、さてはてどこで。
それがこれからの楽しみ。
