リノベーションを計画中のお客様宅~今、化粧庇の計画をしています。
化粧庇と言っても、種々いろいろとありますが、今回は渡りあご+隅木が化粧になるデザイン。
下の写真は大工さんがつくっている素晴らしいページから拝借しています。
斜めの隅木をいれる前はこんな風。
これが渡りあごという仕口になります。
二つの木の強度を落とさず、仕口としては最も強い組み方。
ここに隅木を載せる。
技術いるよ。
若い頃、この実寸大模型を作ったことがあります。
下手だったなー・・・まだ大工なりたての頃。
今回はこの部分を全て化粧にしたい。
すなわち丸見え。
技術が高い大工さんじゃないとできないよ。
最もこの知識を持っている人が激減しているのがこの10年。既製品の貼りつけだけでは磨かれませんもの。
出来た時は感動的な美しさになると思う。
大工さんとひざ詰めで打合せする時が待ち遠しいです。