うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

モデルリニューアル🔟 色を楽しむ

リニューアルの大工さんの仕事が佳境を迎えています。
もっとも時間がかかる下地ができると後は仕上げです。
木は白太という白い部分と赤身という赤い部分があります。
ない木もあるよ。
でも多くの木は、中心部は赤身、樹皮側は白太となっています。
それを組み合わせる。

これだけで素敵な仕上がりになる。
大工さんはその組み合わせに頭を悩ませながら一枚一枚仕上げていく。
無垢の床材もそうなんですよ。

梱包された順番に貼っていては勿体無い。
木の表情、色合いを見て、仕上がりを想定して選別して貼っていく。
そこが大工さんの力量の一つだし、楽しさの一つ。
新建材の床材ばかり貼っていては、そういう力量はつかないけどね。
木はいろんな意味で深い。
さまざまな種類の木を組み合わせているモデルリニューアルを楽しみにしていてください。

 

 

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