うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

木の命を私たちの暮らしに活かしましょ

今会社にドドンと杉の材料がストックされています。
奥三河は東栄町の杉。

片や宮崎の飫肥地方の飫肥杉。

色合いが全く違うのがわかりますよね。
これは土壌の質の違いじゃないかなと思います。
九州の杉は産地問わず同じようなくすんだ茶色をしています。
何度か九州を訪問して建物を見せてもらいましたが、ほとんどがこのような色でどうしてかなぁと思ってましたが、土壌の違いだとおそらく思います。
火山活動が活発な地域が九州。
阿蘇、桜島、雲仙など活火山がいたるところにあり、火山灰を九州地方にはたくさん降らす、そのために灰色の火山灰で積み重なった土壌が多いのではと思います。
奥三河のほうはこのような活火山はありません。
何年か前に鹿児島に行った時に初めて火山灰と言うのを目の前にして、黒い砂のようなものだと初めて知りました。
産地一つで同じ樹種でも色合いが異なる。
日光から光合成をするのはどこでも同じですが、土から水、栄養分を吸収して育つ。
木は生きているということを知ってくださいね。
写真の奥三河の杉でもおそらく30~40年近く成長してきたものだと思います。
その命をいただいて人間の生命、財産を支えるのが木造の家。
粗末にしてはなりません。
大工の頃、木に墨を付けたり、刻んだりするときにしばしば「この木は何歳なんだろう」と思ったものです。
生あるものの命をいただいて命を維持していくのが人。ご飯の時と同じように「いただきます」という気持ちで触れてあげたいですね。
 
 
 
 
 
>

関連記事一覧

PAGE TOP