うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

キンモクセイ

定休日の昨日は墓前参り。
我が家のお墓は名古屋市緑区のみどりが丘にあります。
両親に手を合わせると言う事は心がとても落ち着きますね。
両親にあって今がある。
子供の頃に色々と悪さをしましたが、お袋が私に言った「こんな子に育てたつもりはない」と言う言葉は未だに残ったままです。

この言葉を聞いてからは、普通のいい子になってたような気がしますが、笑。

墓地に着いた途端に、金木犀の柔らかなかぐわしい香りが。

金木犀の香りのお線香を立てるのもいいかな…今使っているのはチョウジノキの香りがするお線香。
インドネシア産のものらしいですが、非常に澄み切ったいい香りがしますよ。
でも金木犀のかぐわしい香りには勝てないような気もしています。
お線香を1つほとんどのものが生から作られています。
安物のお線香はダメですよ、黒い煙が出るし、ちょっと鼻をつくような樹脂系の臭いもする。
匂いと臭いでは発音が同じでも、全然意味が違う。
ここが日本語の面白いところ。

毎日行けるわけじゃないお墓なので線香と蝋燭ぐらいは良いものをといつも思っています。
仏壇にも同じものを供えていますが、自分の飲み代を削ってでも良いものを供えたい、こういう考え方は若い時から変わらないですねぇ。
目に見えないものだからこそ大切にしたい、建物も目に見えないところが1番大切にしたいし、貫きたいと思っています。

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