うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

現場と言うものはリアルタイム

会社から10分位のところで新築工事がスタートしています。まずは擁壁工事。
掘削をすると…

水が湧き出てしまい、地盤が沼のようになってしまいました。地盤調査の結果が良好でしたが、これはちょっと良くないんじゃないかとお客様とお話をし、表層改良と言う手法を使い地盤を補強する方向でお話をしています。
 
この1週間の天候不順で、降水量が増大していますが、それでもやはりこの水量は少し多く、このまま工事を続けたら心配が出てきます。
施工している職人さん達には申し訳ないんだけど、掘削した後が崩れないように養生をし、天候が回復したら地盤の補強をし、そこから擁壁工事を再開すると言う形に決定しそうです。
現場は生き物です。
思ったように進まないこともままあります。
でも良品質も成功するためには一旦立ち止まることも大切。何でもかんでも予定通りに進めるのはプロの製造業に携わる者とは言えない。

でもね、工期のことがあるから心配なんだよ、笑。

ただ工事中よりもお暮らしになってからの時間の方がはるかに長い。工事中の1日、2日を大事にしたいと思います。

ものづくりにはアクシデントはつきものだけど、その時に何を考えどんな行動するか、ここが1番試されるね

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