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デザイン第一続き ジャズジャケットも建築も

ジャケットの美しさはカバーの構成もさることながら、色が素晴らしい。
内容は好きではないけど、ジャケットデザインがとちにかく素敵な「Dave Pell」Jazz & Romantic Place   Atlantic1216

かなり古ぼけた色合いになっていますが、これは半世紀以上たった経年変化。
現物はもう少しいいですよ。サックスを担ぐ女性と地球儀という写真を淡いブルーにしたことが何よりも正解。
グっと心に来ます。これがイエロー、グリーン、パープル、レッド・・・だとレコードの内容も違う気がします。人間とはそう感じる生き物だといつも思います。
建築でもカラーは大切。
暖色、寒色の取り合わせはとても難しい。
特に無垢材というのは、赤と青で構成されているので、暖色と寒色が混じっているのです。樹種によってそれが異なる。
木だから暖色というのは間違い。
銀杏の一枚板。中心部の黄色味がかったところは暖色ですが、周辺の白い部分は青が混じっています。だから難しい。

モデルの天井に貼ってあるヨーロッピアンオーク材。
これも暖色のものと寒色のモノが混じる。

また木材は時間が経つと色あいが変わる。難しいのです。
再びジャケット。
夭逝した天才トランぺッターClifford Brown「With Strings」Emarcy

真っ赤です。彼を思い出すとレッドになります、笑。
トランペットを持つ左手の血が強さ、ピストンバブルを押す右手のの開き、そして目を閉じた彼の表情から甘~いトランペットが届いてきそうです。
私はブルー一色でもいい??と思ったりしますが、やはり理由なくレッドがいい。
このアルバムはオリジナル版のピカピカで持っています。海外オークションE-Bayで随分前に購入。
3000円でした。状態がいいものだと日本だとうん万円で取引されている。宝物です。
色は人間はすぐに視覚で反応するもの。
おざなりにはできません。
本当に美しい家と言うのは、カラーがしっかりとまとまっている。
健康素材だから、いい素材だから、高級な材だから・・・全く関係なし。色に価格は関係なしです。
カラーコーディネイトと言われる方でもカラーは難しい。
カラーの中に形もある。
建築は深いよ。だから楽しい。

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