うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

AD(エアドライ)の構造材で貫く

私たちはエアドライ〜空気乾燥〜の構造材でお住まいをご提案しています。

自然乾燥材、天然乾燥材とも言います。写真は杉の梁。綺麗でしょ。乾燥がしっかりされ良い材です。
それ以外は禁止です(笑)
新商品のエコラボももちろんエアドライの構造躯体。城巡りが好きな私なので、つい例を現存十二天守を出してしまいますが、
現存十二天守は全てエアドライ材。400年も前なので当たり前ですが。これからもずっと建っているだろうね。
それ以外の構造は何があるかと言いますと、
エアドライの反対KD材(kiln dried lumber)〜人口釜で120度の高温で乾燥させる構造材。
高温じゃない中温乾燥もあります。
大工の小生から言いますと、大切な木の中心部の芯が割れてしまいます。
ノコギリでカットするとサクサク、鉋で削ると肌荒れする、鑿で穴を掘ると細胞が取れるような感じになります。
高温でやるので細胞がいちど破壊されてしまうのかな?
切れ味鋭い大工道具でも細胞がボロボロしているので、仕上げはいまいち。強度も低いと感じます。
そして今主流になっている集成材。
接着剤でラミナーと言われる木っ端材を張り付けて気にしている。
安い、曲がらない、反らない、割れないという代物。
強度はある。工業化製品だから構造計算が容易。
歴史はない。だから現存十二天守のように400年以上もちか否かはわかりません。
接着剤なので劣化していくのは工業化製品の常ですが。
この中でもっとも高価だけど、私たちはエアドライ構造材を断固として使い続ける方針はブレません。
だって自分が住むならこれしかないんだもん。
建築屋は八方美人ではダメ。
自分が住むならを絶えず思い浮かべること。
じゃないと矛盾が起きます。こっちではこう言い、あっちではこう言う。売らんとせんがために小細工は行けない。
私は大工の棟梁。棟梁ってモンはブレたらいかんのです。
そう教えられてきたからね。
作るに関しては頑固に貫く。貫き続ける。それが使命。
ブレた時は引退しなきゃいかんですからね、ブレませんよー。
ぜひこの構造材をみてください。

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