初日は雨かつ寒いということもあり、早めに宿に到着してご飯に。
陸奥湾があるなら、寿司でしょということで宿近くの寿司屋さんへ。

いきなり店員さんに「予約されていますか?」と聞かれびっくり。そういう店なの??「満員だったらいいから」と言いましたが、カウンター席に入れてくれたよ。寿司屋さんはカウンターが一番だね。
刺し盛り頼んで一杯引っ掛けて。

とやっているとお客さんがどんどん入ってきて、待ち合いは大混雑。良い店に来たんだなと自分のチョイスに自画自賛。昼のラーメン屋といい、マイチョイスがハマるって珍しいこと、いつもは逆にハマったりしているものなー。
一貫ずつオーダーせずに、特上・松竹梅の中からオーダー。カミさんは特上、私は松で控えめに、笑。

この寿司が載っているカウンターに注目。
これ津軽塗りらしい。
※津軽塗り
津軽塗は、代表的な4種類の技法(唐塗、七々子塗、錦塗、紋紗塗)をもち、これらを基に作られています。
技法的には、 髪漆 (塗りの技法のこと)研ぎ出し変わり塗りであり、 すべての技法が漆を数十回塗り重ね、研磨仕上げを施す三百年以上も変わることなく受け継がれてきた伝統技術、故に津軽塗は模様であり塗りです。
底から発する奥行きがあり、器にへばりついた力強さがあります(多くの産地の漆器は塗装した上に模様が付いています)。
このカウンターは唐塗と言われるもので、あちらこちらの土産屋でも売られていたよ。
こういう手間暇かけたものの上に商品を置くとより映える。
地元の店らしいこだわりがいいよね。
店は蔵を改装したものと聞きました。

雰囲気あるよねぇ。
東北の最北端青森でこんな行列ができる店に偶然来れたことはラッキーでした。
カウンターのお兄さんは忙しすぎて会話できなかったけど、それはそれで良し。
また機会があれば行きたいお店です。
