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昭和の優れものデザイン その8

照明続編

少しばかり経年変化の雰囲気はしますが、まだ現役。

鉄製のフレームにガラスを組み合わせた逸品。 

コストかけているよね。
当時はコストをかけてでもいいものをつくるという気概が感じられるものが多くてすごく豊かさを感じます。

壁の突板はチーク。
これも当時は最高級の壁板でしたねぇ。大半がプリント合板という木目を写真撮影したものを貼りつけたものが多かったけど、邸宅となるとこうなるよね。

玄関にある照明。

これもガラス。壁に模様ができるようにガラスのデザインを仕込んであるのがかっこいい。 

下の部分も何故かステンレスのパンチングメタルをつけている。
これもデザインでしょうね。

照明一つで往時の日本の豊かさをすっごく感じることができる。
高度成長から熟成社会に移行する時代だからね。
私は高度成長真っ只中の生まれ。

子供の頃は日本って凄い凄いとずっと思っていたものです。
どんどん豊かになる実感があったもの。
そういう時代の遺物がまだ残っている。
名古屋市内にはこういうお住まいがたくさん残っているはずだよ。
何でも解体して分譲住宅を小割にしてつくるのではなく、残して次につなげることはできないのかな?

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