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不陸を直す

リノベーション、リフォームを行うと既存の構造躯体・・・梁が水平じゃないことがままあります。

そういう時は掛けというものを梁の横っ面に打ち、水平を出します。

図解説明するとこんな風です。

梁の高さがバラバラでも根太掛けを水平に打つことで根太が水平に仕上がります。
写真のものは根太掛けが桧105*45、根太桧45*45を使用しています。

梁は自重だけでも垂れ下がります。
太い梁ほど垂れます。
ロングスパンを飛ばしたい場合は、四角に製材した梁ではなく、丸太梁を使います。
丸太はもともと反っているので、自重で垂れたりがほとんどありません。
製材という技術が大変だった時代は丸太のままで使うことが多かったのですが、垂れないために強いという理由もあるのです。

丸太を使った場合はこんな風に加工します。

根太が載る部分は水平に削る。
両横も垂直に削り、太鼓梁と言われます。
四角か丸太かと言われれば丸太がいいとなりますが、丸太は大工の墨付け・加工に手間がかかるので少なくなってしまいました。
丸太梁で高さが異なっていると根太掛けが打てないときが多く、その時は天端にパッキンかませて水平を出していくという方法を取ります。
マニアックなBlogでごめんねー。
プロっぽいけどね。プロですが(笑)


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