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律するということ

以前漏水していてという話をお聞きしたので、足場がかかったタイミングでチエック。

何と・・・外壁袖壁の天端の板金笠木無し💢

下地木材の変色を見ると、これはもう何年か経過している。
腐っていないのは、濡れてもすぐに乾くからです。
でも下の方は・・・柱に伝わった雨水でボロボロに。

柱はこんな塩梅です・・・

すぐに剥離する。これはいけません。
応急処置で笠木に養生を解体屋さんにしてもらって当座の雨水侵入はなしに。

雨漏りということで瓦が直されていましたが、全く関係のないところ。
屋根を直すなら瓦ではなく、板金にすべし。
どうして瓦を拭き直しているのか?意味不明です。
最近の建築技術低下で見抜く力も大きく損なわれているこの頃。
背景に予算がかかることを提案して利を得るという魂胆が見え隠れする。
正直にやらなきゃいかんのです。
搾取するようなことはしてはならない。
お客様は建築のことを知らないかたが大半。
それを逆手にとってやることは詐欺まがいの行為になってしまう。
自らを戒めないといかんよ。
律するということがあります。
律するとは一定の基準を設けて管理すること。
自分を律する、すなわち自分のモラル、基準に基づいて自らの行動言動を決めること。
これが足らない。
見た瞬間、少しばかり怒り心頭になりましたわー。
お客様がかわいそう。

信頼して任せてくださるお客様の心に応えなきゃいかんよ。建築は信頼が全て。
だってその場で現物がないんだもの。
信頼→託される、その思いに応えるには正直、誠実、真摯オンリーです。
他はなし。建築とはそういうものだと思っています。


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