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大切なことコラム

先人たちの知恵シリーズ2017.11.24

先人たちの知恵シリーズ【通しホゾの魅力】

先人たちの知恵シリーズということで今回は「通しホゾ」について紹介していきます。

 

まず、ホゾというのは、柱材の端部を凸型に加工したもので、ホゾ穴という土台に凹型に穴をあけた部分に差し込みます。

「ホゾの長さが一番大事なんだ!」は昔の棟梁の口ぐせです。

最近よく見るホゾの長さは45mmサイズ。ホゾ穴にすぐに入るので、施工性が良くなりますが、私どものホゾの長さは90mmで通常よりも2倍の長さがあります。

土台の厚みが120mmなのですが、土台のホゾ穴は貫通させていて通しホゾ、貫通ホゾと言います。

90mmもの長いホゾを差し込むのは、大工さんの施工時間がかかりますが、一旦差し込むと容易に抜けません。

↑ホゾを土台に差し込む様子です。

 

大きな地震で柱が引っこ抜けて倒壊したという事例が多々ありますが、短い長さのホゾなら抜けやすくなります。

長さがあることで抜け防止にもなるのです。

「ホゾが短くても金物で緊結するから大丈夫」とよく耳にしますが、木造ならまずは木組みで強さを出したいものですね。

もう一つの良さは土台のホゾ穴が貫通していることで、ホゾが絶えず自然に流れる空気に触れ腐らないことです。

↑上記の写真はほぞ穴を貫通させている土台です。

 

木は木口(木の繊維を直角に切った所)が一番湿気を吸いやすく傷みやすいのです。ホゾは木口を下に差し込みます。

ここに空気が流れるだけで湿気が淀まなく、傷まない。これぞ先人たちの知恵ですね。「木は自然に流れる空気を好む」この言葉に傷まない長持ちの秘訣が入っています。

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