漆喰仕上げの確認に走りました。
外壁のガルバは高性能製品。
縦ラインが少なくてスッキリ仕上がっているよ。歪みもなく、スッと真っ直ぐ仕上がっている姿が美しい。

個人的にですが、やはりガルバリウムの外壁が一番好きかなー。塗り壁仕上げも同等ぐらい好きですが。
中は漆喰仕上げ中。パテ処理に時間がかかるけど、この下地処理が何より大切。
キッチン前のカウンターはタモ集成材。

勾配天井羽目板はアガチス仕上げ。赤身と白身が混じっているのが好き。

ロフトから。まだロフトの手摺格子はついていないのは、漆喰を仕上げてからやるからですよー。

そして漆喰仕上げ。
角のエッジが立ってる。これがいいんだ。建築で大切なのは角、隅っこです。表面よりも角と隅っこがポイント。

天井と壁の境もびしっと。

開口部の角もビシッとしている。

塗り厚もしっかり取れていて施工は良好。丁寧に仕上げてくれている。
要所要所でチェックに行く私ですが、大工さんは全幅の信頼をおける人たちばかりなので、何もいうことはなし。
大工仕事が良ければ仕上げの仕事も良くなるのが定番。
昔ね、左官屋さんが「この大工の下地はダメだ」と言って、全てめくって下地を貼り直して塗ってたことを思い出します。応援に来ていた大工がやった仕事。親方がやった仕事は問題なし。たまにこういうこともあるのですが、親方のチェックが甘かったということで少しばかり説教でした。
職人が他の職人の仕事をチエックする。それがプロです。プロは自分の仕事が粗末にならないよう前工程でやった仕事を厳しく見る。そういう職人さんたちが昔はたくさんいたものです。
今回の漆喰は大工さんの下地オッケー、だから漆喰仕上げもキリッと引き締まるということ。いい仕上げになりそうですよー。
