うえやま建設 植山ノブオが建築や日々の出逢いを語ります

漆喰つづき

漆喰と言ってもいろいろあります。
樹脂系接着剤だらけのものもあり、見かけではわかりません。
私たちが使っている無添加漆喰は純度100%の天然の素材。
漆喰の主成分は石灰岩。その石灰岩や貝殻を窯で焼くと、「生石灰」(炭酸カルシウム)になります。
これに水を加えると、発熱膨張して「消石灰」(水酸化カルシウム)に化学変化します。この消石灰に、ぎんなん草などを加えたのものが漆喰です。
ぎんなん草は海藻です。

無添加住宅のホームページにこんな紹介があります。
抗菌性能
カビ・ダニを抑制!
漆喰は強アルカリ性のため、有機物を分解する殺菌機能があります。主成分の消石灰の作用により、細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。近年、鳥インフルエンザの際に、殺菌のためにまかれたのも漆喰と同じ石灰です。
これで私がいつも思い出すのは、伊達政宗。歴史オタクの話をちょいと聞いて下さい(笑)
太平洋戦争で代々の仙台藩藩主伊達家の廟堂が焼け、再建の計画をした時に、伊達政宗のお墓を発掘しているんですね。
お墓の中で眠っているのに、その上でガンガンと廟堂を建てる訳にはいかないものね。
その伊達政宗が入った棺は漆喰で塗り固められていたそうです。
そして中は保存状態の良い正宗の骨、装飾品が出て来ています。
廟堂は瑞鳳殿と言います。

その瑞鳳殿のHPには・・・
遺骨は放射状に崩れた石灰に埋もれた状態で発見されました。調査の結果、伊達政宗の遺体は楕円形の木製座棺に納められ、その隙間に防腐剤として石灰を詰めていたことが判明しました。この石灰カルシウム成分により遺骨の保存状態は良好でした。
→石灰とは漆喰のこと。400年超ですよ。すごいです!
漆喰は抗酸化作用も高い。ということは腐らないということ。
歴史は事実を教えてくれますね。
漆喰の続きはまだあるので、それは後日。
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